校長のブログ

日々の生活を気ままにつづった日記帳

流行と音楽の事情2

当時アマチュアのミュージシャンのライブをする場としては、いろいろなコンテスト、市民会館のような会場、ライブハウスがありました。コンテストは楽器店が主催するものから、ポプコンやイーストウエストという大きなものまで、今よりかなりたくさん開かれていました。当時、中高生だった私もかなりのコンテストに出てみたものです。結果は惨敗でしたが、どのコンテストも必ず先輩ミュージシャンのプレイを盗んで帰って来ました。たぶん中学、高校時代だけで10回くらいはコンテストに出たと思います。次に市民会館ですが、今では考えられないような安い料金で使わせてもらいました。そのかわり、P.Aも照明もすべて自分達でやらなければコンサートができませんので、企画段階からコンサートまで最低で5~6ケ月はかかりました。またバンドのメンバーでお金を出し合ってマイクや小さなミキサーを買ったりもしました。最後のライブハウスですが、今と比べると非常に数が少なかったのを覚えています。今はチケットノルマを負担すれば誰でも出られるライブハウスが多くなっていますが、当時はテープとライブのオーディションに合格しなければライブハウスに出演できませんでした。しかし合格するとライブハウスにブッキングしてもらえて、チケットノルマなど無くお客さんの入りによってギャラをもらえるのです。私の住んでいた埼玉県にも1軒しかライブハウスが無く、(当時は東京にも5,6軒だったと思います。)当然私もそこのオーデションを受け、高2の時やっとオーデションに受かることができました。まだ高2だった私は鼻も高々プロミュージシャンとしての一歩を踏み出したのです。(次回に続く)

2005年07月05日(火)17時44分

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