校長のブログ

日々の生活を気ままにつづった日記帳

流行と音楽の事情4

流行と音楽の事情2に書いたように、やっとライブハウスに出始めたわけですが、私が使用していた楽器はヤマハのアコギでした。当時、同じライブハウスに出演していた先輩ミュージシャンは、皆ギブソンかマーチンを使っていました。当時のミュージシャンは、ほとんどがミュージシャンとしてのプライドがあってか、質の悪い(音もイマイチな)国産のコピーモデルの楽器を避けていたように思えます。最近では輸入ブランドの楽器も学生でも手の届く価格になっているようですが、当時は違いました。しかし、私もそんな先輩ミュージシャンに薦められギブソンのギターを買うことを決意しました。(自動車工場のバイトで得たお金と、半分は親からの借金)とにかく1ドルが200円くらいの時代でしたので、当然輸入ギターは高価なものでした。しかし実際に手にしてみると、今まで使っていた楽器がおもちゃに思えてくるほど弾きやすく、音も良かったのを覚えています。これは、それだけ当時の国産ギターが良くできていなかったからだと思います。こうして、憧れの楽器を手にして毎日練習に明け暮れる高校時代でした。(次回に続く)

2005年07月07日(木)19時13分

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