最近、某楽器店で自宅で使用する為の小型のギターアンプを購入しました。大型アンプのイメージをそのままミニチュアにしたようなかわいらしい感じのギターアンプです。自宅では大きな音で鳴らす必要もないので、小型のインテリア感覚のアンプが丁度良いと思うのですが、これがなかなか良い音が出るので驚きました。クリーンな音はもちろんオーバードライブサウンドも大型アンプのような迫力のある歪みが出せます。20Wくらいの出力だと思うのですが、十分満足しています。 私が初めて購入したギターアンプはキットアンプでした。キットアンプとは、ほぼ完成している電気的な部分とスピーカー、木枠などのパートで売られていて、それを説明書に従って組み立てていくものです。流行と音楽の事情の初回に書いたように、中学の時エレキギター(モズライトのコピーモデル)を知人からもらったのですが、エレキギターの場合アンプに通さないと全然おもしろくないわけで、やはり、どうしてもアンプが欲しくなりました。しかし、アコギの購入でほとんどこづかいが残っていなかったのです。そんな時雑誌の広告でキットアンプが安く買える事を知りました。価格は10000円くらいで何と40Wの出力のあるアンプを選んで購入しました。当時40Wの出力のアンプは50000円くらいはしたと思います。組み立てに一抹の不安はあったものの、こづかいの残りで買える唯一のアンプだったので、迷い無く買ってしまいました。キットギターは今もたまに楽器店で見かけることはありますが、キットアンプは皆さんも見たことが無いと思います。私が40Wのギターアンプを手に入れたために当時私が住んでいた閑静な住宅街に騒音公害が発生してしまいました。(次回に続く)
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