校長のブログ

日々の生活を気ままにつづった日記帳

流行と音楽の事情

レッスンをしていると、たまに「自分が音楽を始めた時はどうだったかなぁ」と思い出すことがあります。
私が初めてギターという楽器に触ったのは、13歳の時でした。その当時は、ギターと言うと半分以上はアコギの事をいいました。まだエレキギターは少年非行とか、不良のようなイメージがあったと思います。まだ不良でなかった私は、当然のようにアコースティックギターの方を始めました。当時の教則本はほとんどが、「バラが咲いた」とか「世界は二人のために」とかがコード奏法で書いてあるだけでした。(どちらも当時から10年くらい前にヒットした流行歌)あとは、平凡とか明星の付録に付いてくる歌本の譜面をたよりにコードの練習をしたものです。毎日学校から帰ってくると、当時のヒット曲を弾きまくりました。それはそれなりに楽しかったし、勉強になったのですが、若者の心を虜にするには限界がありました。そうです、エレキギターが必要に思えてくるわけですね。運が良く私がアコースティックギターを近所迷惑を省みず練習していたおかげで、隣に住んでいた方が昔使っていたエレキギター(モズライトのコピーモデル)を只でくれたのです。中学生だった私はどんなに嬉しかったことでしょうか。しかし今考えてみると、何とも弾きにくいギターでした。こうして私のギタリストとしての人生が始まったわけです。(次回につづく)

2005年07月04日(月)18時35分

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