校長のブログ

日々の生活を気ままにつづった日記帳

流行と音楽の事情7

ギターの音を合わせるのに、最近ではチューナーを使う事が多くなりました。私が音楽を始めた頃はもちろんそんなものは無く、みんなピッチパイプか音叉を使ってチューニングをしていました。ピッチパイプは当時初心者がギターを買うと付いてきたのを思い出します。ピッチパイプは短い笛のようなパイプが6つくっついている笛です。音叉に比べて非常に合わせ難かったです。今考えると、私が高校生の時に初めてチューナーという機械が出現したように思います。分厚い辞書くらいの大きさで、単1電池4本が動力でした。そう、コンパクトエフェクターを2個並べたような物でした。KORGから出ていたのを覚えています。価格は30000円くらいしたと思います。もちろんそんな高価な品物をチューニングのために買う事はできませんでした。また、持っていたとしても持ち運びに不便な重さで使わなかったでしょう。高校のクラシックギター部にそのチューナーがあって、初めてチューナーを使ってギターをチューニングした時は、感動しました。しかしチューニングはギターを始めてから、今まで練習してきたものだったので、何か損した様な気持ちになったのも覚えています。でも結局はチューニングは耳で練習しておいて良かったんですね。(次回に続く)

2005年07月12日(火)19時51分

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